HOME > ニュースページ > 社会 > 詳細

警察の対応遅れに怒り爆発 1万人が警察と7時間対峙

2013年10月15日

【新唐人2013年10月15日付ニュース】中国では子供の誘拐事件が後を絶ちません。先日、重慶市雲陽県でも子供誘拐未遂事件が発生しましたが、警察の対応が遅かったため誘拐犯数人が逃走。怒りが爆発した住民およそ1万人が警察と衝突し、容疑者らの車5台を打ち壊しました。

 

10月6日午後、重慶市雲陽県の団地で河南籍と見られる人たちが子供数人を誘拐しているところを住民が発見し、誘拐犯一人を捕まえました。警察に通報したものの、警察は2〜3時間後にやっと現場に現れました。怒りが爆発した住民らは警察を離れられないよう引止め、河南省のナンバープレートをつけたワゴン車5台を打ち壊し、ひっくり返しました。

 

8日、新唐人記者が地元警察に事件について確認したところ、相手は事件を否認しました。

 

記者

「ネット上の多くの情報では、6日子供誘拐の通報に対し、警察がすぐ出動しなかったそうですが」

 

地元派出所

「貴方と何の関係ある?そんなことない、勝手に言わないで」

 

地元の住民は、事件は警察の到着遅れが原因だといいます。

 

地元住民

「子供を誘拐していた犯人を住民が捕まえました。通報後も長い時間誰も来ませんでした。来たのは2〜3時間後です。通報後警察の到着が遅すぎたのが原因です」

 

当日、現場では大勢の武装警察が警戒に当たり、住民らは警察とおよそ7時間対峙し、翌朝4時過ぎにようやく現場から離れました。

 

近年、中国各地では児童の誘拐・人身売買事件が後を絶ちません。中国メディアの報道によると、広東省東莞、雲南省昆明などには大規模の児童誘拐・人身売買組織が存在し、子供の誘拐・人身売買など一連のサービスを提供しているそうです。

 

新唐人テレビがお伝えしました。

 

http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/10/09/atext980492.html (中国語)

(翻訳/吉田 編集/萩野・坂本 ナレーター/萩野 映像編集/工)

トップページへ